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サマーウォーズ

「サマーウォーズ」は、「時をかける少女」(2006年)、「おおかみこどもの雨と雪」(2012年)などを手掛けた細田守監督の2009年に公開されたアニメ映画です。

観たことがない方のために簡単にあらすじを書きます。

現実と同様の仮想都市OZが作られ、世界の隅々まで行きわたるようになった現代。

東京・久遠寺高校2年生、物理部所属の小磯健二(声:神木隆之介)は、天才的な数学力を持ちながらも数学学生チャンピオンの座を取りそこない、自信をなくしかけていました。

夏休みには友人と共にOZの保守点検のアルバイトをする予定でしたが、ふとしたきっかけから憧れの先輩、篠原夏希(桜庭ななみ)に誘われて長野県の高原・上田市を訪ねることになりました。

そこは室町時代から続く戦国一家・陣内家で、夏希の曾祖母・栄(富司純子)の90歳の誕生日を祝うため、各地から医者や漁師、消防士、水道局員、電気店経営、警官や自衛隊の将校、小学生や赤ん坊まで、多彩な親戚が集まってきたのです。

そこで健二は突然、夏希からフィアンセを装うよう頼まれます。

健二は困惑しながらも栄のために数日間の滞在をすることになりました。賑やかな田舎で過ごす夏休み。

しかし、その夜、不審な数学クイズのメールを受け取った健二は、数学好きの虫が疼きだし夜を徹して解答します。

翌朝、仮想都市OZに出現した謎のアバター“ラブマシーン”は、完全無欠と思われていたOZ管理棟のパスワードを入手します。

健二を始めとする多くのアバターにクイズ形式で解析させていたのです。

OZの心臓部に侵入したラブマシーンは4億人以上のアカウントを奪取、現実の世界を一変させてしまいます。

緊急通報システムと交通管理システムを麻痺させ、警察や消防署、病院は機能しなくなり、大渋滞によって流通はストップ、世界中が大混乱に陥っていきました。

そんな騒ぎを目の当たりにした栄はうろたえる人々を前に持ち前の度量を発揮、長年の人望を武器に陣頭指揮を開始します。

しかし、ラブマシーンにアバターを乗っ取られた健二は、ラブマシーンが扮する偽ケンジによって、OZ荒らしの犯人の汚名を着せられ、現実の健二が逮捕されてしまいます。

そして、ラブマシーンと健二との戦いは・・・。

この映画のおもしろいところは、一見全く関係なさそうな、コンピューターによって支配された仮想世界と、親類一族の結束との絶妙な融合によって起こる何とも言えない感動が引き起こされる点にあると思います。

アニメという枠を超えたヒューマンドラマがそこにはあります。

細田守監督には、またこんな感動作品を期待しています。→ranking

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